法律関連用語集

さ行

債権(さいけん)

特定人(債権者)が他の特定人(債務者)に対して、一定の行為(給付)を請求することを内容とする権利。

催告(さいこく)

相手方に対して一定の行為をなすように請求すること。

債務(さいむ)

特定人(債務者)が他の特定人(債権者)に対して、一定の行為(給付)をすることを内容とする義務。

債務不履行(さいむふりこう)

債務者が、正当な事由がないのに債務の本旨に従った給付をしないこと。

債務名義(さいむめいぎ)

強制執行によって実現されることが予定される請求権の存在、範囲、債権者、債務者を表示した公文書。

詐欺(さぎ)

人を欺罔(虚偽の事実を信じさせること)して錯誤に陥れること。

錯誤(さくご)

表示行為から推測される表意者の意思と真意が一致せず、表意者自身がそのことについて気づいていないこと。

差押え(さしおさえ)

国家権力によって特定の有体物又は権利について、私人の事実上・法律上の処分を禁止し、確保すること。

シェルター(しぇるたー)

暴力から逃れ、駆け込んでくる女性と子どもたちのための緊急避難場所として一時的に安全な場として提供される保護施設のこと。

時効(じこう)

一定の事実状態が一定期間継続した場合に、この事実状態を尊重し、これに対して権利の取得・喪失という法律効果を認めようとする制度。

時効の援用(じこうのえんよう)

時効の完成によって利益を受ける者が、時効の完成を主張すること。

時効の中断(じこうのちゅうだん)

進行中の時効がある事由により効力を失うこと。 時効が中断すると、その時点からまた新たに時効期間が開始する。

時効の利益の放棄(じこうのりえきのほうき)

時効の完成によって利益を受ける者が、時効の完成による利益を放棄すること。

事実婚(じじつこん)

婚姻届を出していなくても、夫婦としての認識が自他共にあり、事実上の夫婦関係がある状態。

事実的因果関係(じじつてきいんがかんけい)

行為と損害との間に事実上のまたは科学的な原因結果の関係が認められること。

使者(ししゃ)

本人が既に決定している意思を相手方に表示、または本人の意思 表示を相手方に伝達する人のこと。

示談(じだん)

民事上の紛争について裁判外で当事者間に成立した和解契約のこと。

実印(じついん)

住民登録をしている市区町村役場に、戸籍上の姓名を彫刻した印鑑を登録申請し、受理された印鑑のこと。

実子(じっし)

自然の血縁のある子。

重婚(じゅうこん)

配偶者のある者が重ねて法律上の婚姻をすること。

守秘義務(しゅひぎむ)

秘密を守る義務。公務員のほか、医師・弁護士・行政書士など一定の者に課せられる、業務上の秘密を守る義務。

受理証明書(じゅりしょうめいしょ)

婚姻・離婚・出生等の戸籍の届出を受理したことを証明するもので、届出をした市区町村役場が発行するもの。

準正(じゅんせい)

婚姻関係にない父母から生まれた子が嫡出子としての身分を取得すること。

譲渡(じょうと)

権利・財産・法律上の地位などを他人に譲り渡すこと。

消滅時効(しょうめつじこう)

権利を行使しない状態が一定期間継続することによって、権利消滅の効果を生ずる時効。

信義誠実の原則(しんぎせいじつのげんそく)

社会共同生活において、権利の行使や義務の履行は、互いに相手の信頼や期待を裏切らないように誠実に行わなければならないとする法理。

親等(しんとう)

親族間のへだたりの度合を表す単位。父母は1親等、兄弟姉妹は2親等、おい・めいは3親等、いとこは4親等である。姻族の親等は、配偶者を基準として同様の方法により計算する。

心理留保(しんりりゅうほ)

意思表示を行う者(表意者)が自己の真意と表示行為の内容との食い違いを自覚しながらなす意思表示。

推認(すいにん)

これまでにわかっている事柄などをもとに推測し、認定すること。

捨印(すていん)

証書などの作成に際して、作成者が証書などの作成に用いた印鑑を使用して、訂正の場合などを考えて、前もって欄外に押しておく印のこと。

ストーカー行為(すとーかーこうい)

同一の者に対し、つきまとい等(相手方の身体の安全、住居等の平穏、名誉、行動の自由を害し、あるいはそのような不安を覚えさせるような行為)を反復して行うこと。「ストーカー行為等の規制等に関する法律」により規制されている。

請求権(せいきゅうけん)

ある人が他の人に対して一定の行為(作為・不作為)を要求する権利。

責任能力(せきにんのうりょく)

自らの行った行為について責任を負うことのできる能力のこと。

善意(ぜんい)

法律上の効力に影響を及ぼす一定の事実を知らないこと。道徳的な意味での善悪とは異なる。

相当因果関係(そうとういんがかんけい)

社会通念上、Aという行為からBという結果が生じることが相当であると考えられる場合にのみ、法律上の因果関係を認めるとする考え方。

双務契約(そうむけいやく)

契約の当事者間に相互的な債権債務の関係が生じ、法律的な対価関係がある契約。

贈与(ぞうよ)

当事者の一方が自己の財産を、無償で相手方に与える意思表示をして、相手方が受諾することによって、その効力を生ずる契約。

遡及(そきゅう)

過去にさかのぼって影響・効力を及ぼすこと。

損害賠償(そんがいばいしょう)

他人の行為によって損害を被った者が、その行為者から損害を被った者に対して、金銭等を交付させることによって、損害の埋め合わせをすること。

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