「愛人契約」を結んだ場合

愛人契約というものは、一般的な社会常識や倫理観、道徳観に著しく反するものなので、公序良俗に反して無効です。
そして、愛人関係を維持しようとして約束した、月々○万円支払うとか、貴金属を定期的にあげるという契約も公序良俗に反し無効となります。

そのため、貴金属をあげるという贈与契約が無効である以上、貴金属を返却しなければなりません。

しかし、法律や公序良俗に反するといった不法な原因のために給付をした者は、その給付した物の返還を請求できないということになっているので、愛人の立場からすれば契約自体が無効である以上、今後は月々のお金をもらうことはできませんし、一方的なその契約違反に対し慰謝料等の損害賠償請求はできませんが、不法原因給付物である貴金属を返還する必要はないということになります。

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